こんにちは、akka(あっか)です。
先日、新たに日本株を買いました。
購入したのは、株式会社クレハ(4023)。
今回は10株だけ購入しました。
「なぜクレハ?」
と思われるかもしれません。
実は、購入するきっかけは……
THE ALFEEがCMに出演しているからです(笑)。
完全に推し活から始まった株式投資です。
でも、せっかく株を買うなら「THE ALFEEがCMしているから」という理由だけではなく、会社そのものにも投資する価値があるのか確認したい。
そこで今回は、私が高配当株を選ぶときに参考にしている、リベラルアーツ大学の両学長の考え方を使って、クレハを調べてみました。
※この記事は私自身の投資判断について書いたもので、クレハ株の購入を推奨するものではありません。
クレハの株を買ったきっかけはTHE ALFEE
2026年7月から、THE ALFEEが「NEWクレラップ」の新しいCMに出演しています。
なんと22年ぶりにCMが大幅リニューアルされ、THE ALFEEがキッチンに登場。
高見沢さんがCMのために書き下ろした楽曲も使用されています。
THE ALFEE公式サイトでも「NEWクレラップ」新TVCMへの出演が紹介されています。
そして、このCMで使われている曲は、先日の夏イベでも「新曲」として披露してくれました。
秋ツアーでも聴けるとのこと。
THE ALFEEファンとしては、
「クレハ……買ってみようかな」
となりました(笑)。
でも、ここで一度冷静に考えます。
推しがCMしている会社だからという理由だけで、株を買っていいのか?
私は高配当株について勉強するとき、リベ大の両学長の考え方を参考にしています。
そこで、クレハが投資先としてどうなのかを調べてみることにしました。
クレハってどんな会社?
クレハという名前を聞くと、まず思い浮かぶのは「NEWクレラップ」ではないでしょうか。
私もそうでした。
でも、クレハは家庭用ラップだけを作っている会社ではありません。
クレハは1944年創業の技術開発型企業で、主に機能製品、化学製品、樹脂製品などの事業を展開しています。
家庭用ラップのほか、PPS樹脂や塩化ビニリデンフィルムなど、私たちの身近な製品から産業用の素材まで幅広く手がけています。
2025年度の売上収益は約1,617億円。
機能製品事業が約613億円、樹脂製品事業が約367億円、建設関連・その他関連事業が約342億円、化学製品事業が約295億円となっています。
「クレラップの会社」というイメージでしたが、実際に調べてみると、かなり幅広い事業を行っている会社でした。
リベ大・両学長の高配当株の考え方
リベラルアーツ大学では、高配当株について「配当利回りだけで選ばない」という考え方が紹介されています。
高配当株投資の大前提として、
- 高クオリティのものを選ぶ
- 分散する
- ポートフォリオ全体で考える
- 長期で考える
- 配当金を使う
という5つの考え方が紹介されています。
また、銘柄を分析するときには、
- 売上高
- EPS
- 営業利益率
- 自己資本比率
- 営業活動によるCF
- 現金等
- 1株当たり配当金
- 配当性向
といった項目を確認する方法も紹介されています。
私もこの考え方を参考に、クレハをチェックしてみました。
クレハは両学長の8つの基準に当てはまる?
では、実際にクレハを8つの項目でチェックしてみます。
① 売上高
リベ大の基準:
- 右肩上がりが理想
- 増減が激しすぎないこと
クレハの2025年度(2026年3月期)の売上収益は1,617億円。
2024年度の1,620億円から、ほぼ横ばいでした。
一方、2026年度(2027年3月期)は1,720億円を予想しています。
大きく落ち込んでいるわけではありませんが、きれいな右肩上がりというわけでもありません。
判定:△
今後、売上収益が再び増加傾向になるのかを確認していきたいと思います。
② EPS
リベ大の基準:
- 右肩上がりが理想
EPSとは「1株当たり利益」のことです。
クレハの2026年3月期のEPSは、マイナス267.14円でした。
これは、2025年度に365億円の減損損失を計上したことなどが影響しています。
一方、2027年3月期はEPS196.24円を予想しています。
そのため、現在の実績だけを見るとかなり厳しい数字です。
ただし、減損による一時的な影響もあるため、今後EPSが回復していくのかを確認する必要があります。
判定:△
「今後の回復を確認したい」というのが私の判断です。
③ 営業利益率
リベ大の基準:
- 10%以上なら優秀
- 5%以下なら検討の余地あり
営業利益率は「売上のうち、どれくらいが営業利益として残っているか」を見る指標です。
クレハの2026年3月期は、営業利益がマイナス185.9億円。
売上収益1,616.9億円に対して営業利益率は**マイナス11.5%**でした。
これは、リベ大の基準から見るとかなり厳しい数字です。
ただし、2025年度は365億円の減損損失を計上しているため、この数字だけでクレハの本来の収益力を判断するのは難しいところです。
2027年3月期は営業利益110億円を予想しています。
判定:△
今後、営業利益率がどこまで回復するのかを見ていきたいと思います。
④ 自己資本比率
リベ大の基準:
- 40%以上は欲しい
- 60%を超えると安心
- 80%以上なら非常に安心
クレハの2026年3月期の自己資本比率は**48.8%**でした。
2025年3月期の60.6%から低下していますが、リベ大の「40%以上」という基準はクリアしています。
判定:○
ただし、以前より低下しているため、今後の推移はチェックしていきたいところです。
⑤ 営業活動によるCF
リベ大の基準:
- 毎年しっかり黒字
- 長期的に増加傾向
- 過去10年間で赤字がないか確認
営業活動によるキャッシュフローは、「本業でどれだけ現金を生み出しているか」を見る指標です。
クレハの2026年3月期の営業活動によるキャッシュフローは、約280億円のプラスでした。
2025年3月期も約295億円のプラスとなっています。
直近ではしっかりプラスを確保しています。
ただし、リベ大の基準では「過去10年間の推移」を確認することが重要です。
判定:○
直近の営業CFはしっかりプラスなので、今後も安定してキャッシュを生み出せるかを見ていきたいと思います。
⑥ 現金等
リベ大の基準:
- 長期的に増加傾向が理想
- 現金以外の換金性の高い資産も確認する
クレハの2026年3月期末の現金及び現金同等物は、約297億円。
2025年3月期の約215億円から増加しています。
1年間だけを見ると、現金は増えています。
ただし、この項目も本来は長期的な推移を見る必要があります。
判定:○
今後もキャッシュを蓄えながら、事業投資や株主還元にどう活用していくのかを見ていきたいです。
⑦ 1株当たりの配当金
リベ大の基準:
- 配当金が安定しているか
- 配当金が成長しているか
- 減配・無配になっていないかを確認
クレハの2026年3月期の年間配当は214円。
2027年3月期は216円を予想しています。
さらにクレハは、2025年度からDOE(連結株主資本配当率)5%を目安とする配当方針を導入しています。
高配当株として、配当の安定性を重視した方針に変わったことは、私としては魅力に感じています。
判定:○
ただし、今後もこの配当水準が維持されるのかは、業績とあわせて確認していきたいと思います。
⑧ 配当性向
リベ大の基準:
- 30~50%なら健全
- 70%を超えると要注意
配当性向とは、「会社が稼いだ利益のうち、どれくらいを株主に配当しているか」を示す数字です。
クレハの2027年3月期の予想配当性向は、110.1%。
これはリベ大の「30~50%が健全、70%超は要注意」という基準からすると、かなり高い数字です。
判定:△
ただし、ここは少し注意が必要です。
クレハは2026年3月期に大きな減損損失を計上しており、利益が大きく落ち込んでいます。
そのため、通常の利益水準だけで配当性向を判断するのが難しい状況です。
また、クレハはDOE5%を目安とした配当方針を採用しています。
したがって、
「配当性向が110%だから、すぐに減配する」
とは考えず、今後の利益回復とDOEによる配当方針の両方を確認していきたいと思います。
クレハを8項目でチェックした結果
ここまでをまとめると、こんな感じです。
| 項目 | リベ大のチェックポイント | クレハ | 判定 |
|---|---|---|---|
| ① 売上高 | 右肩上がり・安定 | ほぼ横ばい、今期増収予想 | △ |
| ② EPS | 右肩上がり | 2026年3月期は赤字、回復予想 | △ |
| ③ 営業利益率 | 10%以上が優秀 | 2026年3月期は-11.5% | △ |
| ④ 自己資本比率 | 40%以上 | 48.8% | ○ |
| ⑤ 営業CF | 毎年黒字・増加傾向 | 約280億円のプラス | ○ |
| ⑥ 現金等 | 長期的に増加傾向 | 約297億円 | ○ |
| ⑦ 1株当たり配当金 | 安定・成長 | 214円→216円予想 | ○ |
| ⑧ 配当性向 | 30~50%が健全 | 110.1%予想 | △ |
こうして見ると、
「クレハは8項目すべてをクリアする完璧な高配当株ではない」
ということが分かります。
特に、EPS・営業利益率・配当性向については注意が必要です。
一方で、自己資本比率、営業CF、現金、配当については一定の評価ができます。
そして、クレハ自身も2025年度の減損を「事業構造の健全化」のためと説明しており、2026~2028年度の中期経営計画では収益性の改善を目指しています。
だから私は、
「今のクレハが完璧だから10株買った」のではなく、「今後の回復を期待して、まず10株から買ってみた」
という位置づけです。
これから事業がどう回復していくのか、8項目の数字がどう変化していくのか。
チェックしていきたいと思います。
10株買ってみた
ということで、私は今回、クレハを10株購入しました。
10株なので、いきなり大きな金額を投資したわけではありません。
むしろ、
「まずは10株から」
という感じです。
THE ALFEEがCMをしていることが購入のきっかけでしたが、調べてみると、配当や財務面など、長期保有を検討する材料もありました。
推しがCMしているから買った株が、ちゃんと投資対象として検討できる会社だった。
これは、ファンとしてもちょっと嬉しいです(笑)。
今後の方針
今後は、クレハの株価が下がったタイミングで買い増しを検討します。
高配当株については、毎月決まった金額を機械的に買うのではなく、割安になったタイミングを狙うという考え方があります。
リベ大でも、高配当株投資はアクティブ投資であり、買うタイミングが重要だと説明されています。
私もこの考え方を参考に、
「今すぐどんどん買う」
ではなく、
「安くなったら買う」
という方針でいきます。
もちろん、ただ株価が下がったから買うのではありません。
- 業績はどうなっているか
- 配当方針に変更はないか
- 減配していないか
- 財務状況は悪化していないか
- クレハの成長戦略は順調か
こうしたところを確認しながら、買い増しを判断したいと思います。
THE ALFEEから始まった株式投資
今回のクレハ株は、
「THE ALFEEがCMしている!」
という、かなり個人的な理由から始まりました。
でも、株を買ったことをきっかけに会社について調べてみると、知らなかったクレハの事業や配当方針を知ることができました。
私はすでに投資信託や米国株、日本の高配当株などに投資しています。
そこに新しくクレハが加わりました。
10株という小さなスタートですが、これから株価や業績をチェックしながら、安くなったタイミングでは買い増ししていきたいと思います。
そして何より……
THE ALFEEがCMしている会社の株主になれた!
というのが、ちょっと嬉しい(笑)。
推し活と投資。
一見、まったく違うものに見えますが、好きなものを楽しみながら資産形成をしていく。
これも私なりの投資スタイルなのかもしれません。
これからクレハの株がどうなっていくのか、株主として楽しみに見守っていきたいと思います。
あわせて読みたい
■【推し活費用を公開】アルフィーの夏イベに北海道から遠征!2日間のライブにかかった費用
■THE ALFEE 夏イベ、2日間のライブを終えて

コメント