
最近、体がしんどくて、仕事が辛いんだよね。

それって、甲状腺の病気じゃない?

甲状腺???

私は橋本病(慢性甲状腺炎)に気づかず、病院に行くまで生活するのが凄く辛かったの。
今回は、私が橋本病って診断されるまでの経緯を紹介するね。
橋本病とは
橋本病(慢性甲状腺炎)は自己免疫疾患の一つです。
本来、体を守るはずの免疫が自分の甲状腺を攻撃してしまい、慢性的な炎症が起こる病気です。その結果、甲状腺ホルモンを十分に作れなくなると「甲状腺機能低下症」になります。
橋本病は成人女性では約10人に1人にみられるとも言われています。ただし、橋本病と診断された全員が甲状腺機能低下症になるわけではありません。
甲状腺ホルモンが不足すると代謝が低下し、次のような症状が現れることがあります。
- 強い眠気
- 倦怠感
- 寒がり・冷え
- むくみ
- 体重増加
- 抜け毛
- 集中力の低下
これらの症状は少しずつ進行することが多く、「年齢のせいかな」「仕事で疲れているだけかも」と思ってしまい、気付きにくい病気でもあります。
参考:日本内分泌学会

引用:http://www.j-endo.jp/modules/patient/index.php?content_id=38
病院を受診したきっかけ
私が病院を受診したきっかけは、会社の健康診断でした。
健康診断の内診で医師から、
「甲状腺が少し腫れていますね。一度病院で診てもらったほうがいいですよ。」
と言われたのです。
そのときは「甲状腺?」という程度の認識でした。
実は中学生の頃にも甲状腺の検査を受けたことがありましたが、そのときは異常なし。
今回も大したことはないだろうと思いながら近所の内科を受診しました。
血液検査をすると、甲状腺刺激ホルモン(TSH)が高値で、橋本病が疑われました。
その後、大きな病院を紹介され、血液検査と甲状腺エコー(超音波検査)を受けた結果、橋本病と診断されました。
診断後はチラーヂンS®50μgを毎朝1錠服用することになり、2か月ごとに血液検査でホルモン値を確認。
数値が安定したため、その後は職場近くの病院へ転院し、現在は3か月に1回の通院を続けています。
初めて受診してから、現在で約6年になります。
今も毎朝チラーヂンS®50μgを服用しながら経過観察をしています。
橋本病に気づく前から出ていた症状
今振り返ると、健康診断で甲状腺の腫れを指摘される前から症状は出ていました。
特につらかったのが、
- 強い倦怠感
- 異常な眠気
です。
当時はパソコンを使う仕事をしていましたが、眠気が強すぎてキーボードを打つこともつらい日がありました。
職場ではパーテーションで区切られたデスクだったため周囲には気付かれませんでしたが、座っているだけでもかなりしんどかったことを覚えています。
それでも当時は、
「寝不足かな」
「仕事が忙しいから疲れているんだろう」
「ストレスのせいかな」
としか思っていませんでした。
病気が原因だとはまったく考えていなかったのです。
今思えば、体はちゃんとサインを出してくれていたのだと思います。
現在の治療と症状
現在も3か月に1回通院し、血液検査を受けています。
おかげでホルモンの数値は安定していますが、それでも気になる症状があります。
抜け毛
一番気になるのは抜け毛です。
髪を洗うたびに手に付く髪の量や、掃除をするとクイックルワイパーにたくさん髪の毛が付いているのを見るたびに、
「このまま薄毛になってしまうのでは?」
と不安になります。
橋本病では、抜けた髪が生えにくくなることもあると言われているため、以前より気にするようになりました。
冷え
もう一つは冷えです。
北海道に住んでいるので寒いのは当たり前だと思っていましたが、以前よりも我慢できないほど冷えを感じるようになりました。
仕事中はレッグウォーマーやダウンを着用し、自宅ではできるだけ湯船に浸かるようにしています。
薬でホルモン値が安定していても、こうした症状が完全になくなるわけではないことを実感しています。
最後に
橋本病では、一度ダメージを受けた甲状腺の細胞は元には戻らないと言われています。
そのため、現在も薬でホルモンを補いながら生活しています。
幸い数値は安定していますが、抜け毛や冷えなどの症状は続いているため、できるだけ規則正しい生活やバランスの良い食事を心がけています。
橋本病は、最初は「ただ疲れているだけ」と思ってしまう症状が多い病気です。
もし健康診断で甲状腺を指摘されたり、強い倦怠感や眠気が続いたりする場合は、一度病院で相談してみることをおすすめします。
この記事は私自身の体験談ですが、同じような症状で不安を感じている方の参考になれば幸いです。


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