【コツコツ積立】高配当株ETFのSPYD・HDV・VYMどれがいいの??

資産運用

こんにちは、hanaです。資産を形成するうえで家計簿での支出の管理と投資は欠かせない存在です。

今回は、家計簿管理を続けてきて毎月、生活費の余剰金がでるようになったので、その余剰金を使って、少し欲を出して!?配当金目当ての高配当ETFを購入したいと思い、どの高配当株が私の生活余剰金と合うのか検討したのでご紹介したいと思います。

高配当株ETFって??

ETF(上場投資信託:Exchange Traded Funds)は、上場している株式、コモディティ、債券などさまざまな指数に連動する投資商品です。高配当ETFは、株式の中でも配当利回りが高い銘柄で構成されたETFのことをいいます 。特に有名な高配当ETFは、SPYD・HDV・VYMがあり、どのETFがいいかは意見が分かれるところです。

ETFを購入する前に知っておきたい経費率

ETFを購入するときに気を付けたいのが経費率です。

経費率はETFを運用するために必要な費用が、ETFの純資産額に対してどれくらいの割合なのかを示したもので、経費率の主な経費は「信託報酬(保有している間かかるコスト)」になります。

 信託報酬とは、ETFの信託財産から毎日一定の割合で差し引かれる費用のことで、ファンドの運用会社・販売会社および、ファンドの運用資産を保管・管理する信託会社に分配される費用を指しています。信託報酬は365日間払い続けているコストなので、信託報酬を含む経費率はなるべく安い方がいいです。

例えば。。。。。

●経費率 0.5%・投資額 50万円で保有年数が1年と10年の場合
1年間のコスト=50万×0.5%×365/365=2,500円
10年間のコスト=2,500円×10年間=25,000円
●経費率 0.05%・投資額 50万円で保有年数が1年と10年の場合
1年間のコスト=50万×0.05%×365/365=250円
10年間のコスト=2,500円×10年間=2,500円
経費率が0.05%→0.5%になるだけで1年間の費用は10倍になります。長期投資で投資額が多くなれば経費が増大しますので、経費率は常に頭にいれておきたいですね。

高配当株ETFのSPYD・HDV・VYMの詳細

では、高配当ETFのSPYD・HDV・VYMについて表にまとめてみたので比べていきましょう。3つのETFは年4回の配当金が支払われます。SPYDは分配利回りが一番高く、基準価格(1株の価格)が一番低くく、VYMは基準価格が一番高く、経費率が一番低いです。HDVは経費率が一番高いです。分配金は毎回変動します。分配金の発表時期はSNSで話題になります。

ETFは、高配当のようにあるテーマに沿って銘柄を構成されています。この構成銘柄が世の中の動きに合っているのかを検討する必要があります。たとえば、不景気だと不動産系は下降し、日用品は上昇するなど。ただ今回は、余剰資金で分配金を得ることが目的なので株価の動きは優先順位は低くしておきます。

もうひとつ、ETFを購入する前に知っておきたい購入手数料

ETFは信託報酬が毎日かかりますが、もうひとつコストがかるのが購入手数料です。楽天証券とSBI証券の手数料を表にまとめました。手数料は両証券会社で同じです。そして、SPYDは手数料0円!! HDVとVYMはだいたい1株購入するのに0.5ドル(約77円)かかります。毎月1株購入すると年間6ドル(約840円)、わりと大きい金額です。

2021年の分配金

ETFの詳細でSPYDが分配利回りが一番高かったですが、実際いくらもらえるのか2021年の分配金をまとめました。分配金にするとHDVが一番高かく、SPYDと2ドルの差があります。

毎月の積立額

では、毎月いくら積立に回せるのでしょうか?積立に回すのは変動費の余りです。変動費は食費・日用品・車費・(冬は灯油費含む)で、予算は34,000円(冬:40,000円)となっています。毎月に余剰額はコチラ↓↓

2022年1~10月の余剰金の平均は、15,312円でした。少し足して毎月の積立額を16,000円にした時のETFの分配金のシュミレーションをしてみましょう。

毎月16,000円で高配当ETFを購入すると分配金はいくらになる?

HDVとVYMはSPYDに比べ高めです。月の購入株数は、SPYDでは2株、HDVとVYMでは1株になります。そうすると年の購入株数はSPYDでは24株、HDVとVYMでは12株になります。予想分配金は、HDVが42ドル、SPYDとVYMは37ドルでした。ただ、株は円で買っているので円安(1ドルが120円から130円になる)や基準価格があがると、HDVやVYMは購入できない月が出てきそうです。そこで、ボーナスなどを足して毎月の積立額を20,000円にした時のETFの分配金のシュミレーションをしてみましょう。

毎月20,000円で高配当ETFを購入すると分配金はいくらになる?

毎月の積立額を16,000円から20,000円に増加させると、SPYDの購入株数は月1株増えますが、HDVとVYMは増えませんでした。年間の購入株数が、SPYDが36株、HDVとVYMは12株となり、配当金はSPYDで55ドル、HDVで43ドル、VYMで37ドルとなりました。株数が増えると配当金も増えるので、月20,000円を積み立てるならSPYDがいいかもしれません。

1年間、月20,000円を積み立てたら、保有株数と配当金はコチラになります。もちろん、分配金は毎回変わるので、2021年の分配金の平均値を使って計算してみました。

購入株数が多くなるので、ダントツSPYDが分配金が多くなります。

では、コストはどうなるでしょう?

年間の購入手数料は、SPYDでは0円、HDVとVYMでは840円

経費率は、月2万円を1年積み立てると24万円になります。仮に24万円分の株を保有してたとすると

SPYD=24万×0.07%×365/365=168円

HDV=24万×0.08%×365/365=192円

VYM=24万×0.06%×365/365=144円

月2万円を1年積み立てたときのコストは、SPYDでは168円、HDVでは1,032円、VYMでは984円でした。断然、SPYDです。

私は〇〇を購入します。

と、ゆうことで。私の購入ルールと銘柄はコチラ↓

毎月2万円 SPYD を定期購入します。
 もちろん、株価が下がることや、分配金が下がることもあります。とりあえず一年は続けてみたいと思います。

 

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