今回は、羅臼町にある熊の湯をご紹介します。
羅臼町は、北海道の東(道東)にある自然あふれる漁業の町です。町の名前は、アイヌ語のラウシ(獣の骨のあるところ)に由来しています。
熊の湯は知床峠を通る知床横断道路(国道334 号)の登り口にあります。知床横断道路は11 月から5 月までは通行止めになっています。
温泉までは、川にかかる橋を渡り、木の道を下っていきます。雪が溶けてない部分があるので滑らないように気をつけてください。
入り口はしっかりとしたドアで、「男湯・女湯」に分かれています。中は荷物を置くスペースがあり、毎日、愛好家の方々が掃除をしてくれていてとてもキレイです。
脱衣所には、「熊の湯入浴十カ条」があります。この十カ条が素敵で、町の方の熊の湯に対する愛情を感じます。入浴前や入浴後にご覧ください。
この温泉は愛好家の方が維持管理してくれています。入浴料金はありませんが、お気持ちをいれる箱があります。強制ではないですが、温泉に入ると気持ちを入れたくなります。
女湯は、壁が高く、駐車場(国道側)から見えないようになっています。お湯は白濁していて、湯舟は3-4人くらいが余裕で入れるくらいの広さです。
少しお水が入っているのですが源泉がとても熱いので、服を脱ぐ前に大きなホースを湯舟に入れて温度を下げましょう。湯舟に入る前は十分かけ湯をして、温度に徐々に慣れてください。地元の方は熱めなお湯が好みですので、もし地元の方や他の方がいらっしゃったら、ひと声かけてお水を入れてください。
熱くなったら湯舟から出て少し休んでもう一度入るとポカポカになります。女湯は割と空いています。ゆっくり浸かれます。地元の方や観光客の方がいるとおしゃべりもできて楽しいです。お時間をたっぷりとって、熊の湯を楽しんでください。
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